ChatGPT を会社で使うことになったとき、最初に確認するのは「どのプランを、何人分、いくらで契約するのか」です。個人向けのプランと法人向けのプランでは、金額だけでなく契約できる人数の条件も異なります。
この記事では、OpenAI の公式料金ページで2026年9月時点に確認できた内容だけを使い、法人向けプランの料金構成を整理します。特定のプランを推すことは目的ではありません。
料金プラン一覧
2026年9月時点で、公式料金ページに記載されていた内容は次のとおりです。
| 区分 | プラン | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 法人向け | Business 標準シート | ¥3,050/月(年額課金)/¥3,850/月(月額課金) | 日常業務向けと記載 |
| 法人向け | Business プレミアムシート | ¥15,250/月(年額課金)/¥19,250/月(月額課金) | 標準シートの5倍の利用枠 |
| 法人向け | Enterprise | カスタム価格設定 | 営業へ問い合わせ |
| 個人向け | 無料版 | ¥0/月 | — |
| 個人向け | Go | ¥1,400/月 | — |
| 個人向け | Plus | ¥3,000/月 | — |
| 個人向け | Pro | ¥16,800/月から | — |
出典: ChatGPT 公式料金ページ(2026年9月時点)
金額を読むときの前提が3つあります。
1. 法人向けは2ユーザーから
公式には、Business と Enterprise は2ユーザーから利用できると記載されています。1人だけで使う場合は個人向けプランが対象になります。
2. 年額課金と月額課金で金額が違う
Business の標準シートは、年額課金で ¥3,050/月、月額課金で ¥3,850/月です。プレミアムシートは年額課金で ¥15,250/月、月額課金で ¥19,250/月です。見積もりを作る際は、どちらの課金方式を前提にするかを先に決めてください。
3. Enterprise の金額は公開されていない
Enterprise は「カスタム価格設定」とされ、営業への問い合わせが案内されています。予算を事前に確定させたい場合、Enterprise は問い合わせが前提になります。
無料プラン・トライアル
公式料金ページには、個人向けの無料版が ¥0/月として記載されています。誰でも利用できると案内されており、テキストチャットは無制限(不正利用防止のための安全対策が適用される旨の注記あり)とされています。一方、アップロードを含むメッセージ数、画像生成、音声チャット、Deep Research、メモリとコンテキストには上限があると記載されています(2026年9月時点)。
法人向けプラン(Business / Enterprise)の無料トライアルについては、公式料金ページで記載を確認できませんでした。
つまり「無料で法人利用を試す」という形は、公式情報からは確認できていません。個人向けの無料版で使用感を確かめたうえで法人契約を検討する、という順序になります。
どのプランが誰に向くか
公式に確認できた条件から整理すると、次のような判断になります。
Business の標準シートが向くケース
- 2人以上で使う
- 日常業務での利用が中心(公式は標準シートを「日常業務に最適」と説明)
- 管理機能として SAML / SSO / MFA と管理コンソールが必要
年額課金で ¥3,050/月、月額課金で ¥3,850/月です。法人向けの入口として、金額が公開されている選択肢になります。
Business のプレミアムシートが向くケース
- 利用量が標準シートの枠に収まらない
- 公式には「標準シートの5倍の利用枠(6時間ごとの利用上限なし)」と記載されています
年額課金で ¥15,250/月と、標準シートとは金額の差が大きいため、全員に配る前提ではなく、利用量の多い担当者に絞って割り当てる形が現実的です。
Enterprise が向くケース
- より長い入力や大きなファイルに対応する拡張コンテキストウィンドウが必要
- SCIM、EKM、ドメイン認証、ロールベースのアクセス制御といった管理機能が要件になる
- カスタムのデータ保持ポリシーや、日本を含むデータレジデンシーの指定が必要
金額は公開されていないため、要件を整理したうえで問い合わせることになります。
個人向けプランで足りるケース
- 使うのが1人だけ
- 会社としての管理機能やデータ保持ポリシーの要件がない
この場合は Go(¥1,400/月)や Plus(¥3,000/月)が対象になります。ただし法人としての管理機能は含まれません。
料金以外に必要なコスト
公式料金ページで確認できた範囲では、法人向けプランについて初期費用や導入支援費用など、月額以外に必須と明記された費用の記載はありませんでした(2026年9月時点)。
ただし、見積もりの際に併せて考えておきたい点があります。
- シートの割り当て設計: 標準シートとプレミアムシートで金額が大きく異なります。誰にどちらを割り当てるかを先に決めないと、総額が読めません。
- 支払い方法の確認: 公式には、Enterprise について請求書払いなど別の支払い方法を希望する場合は営業に問い合わせるよう記載されています。Business までは主要なクレジットカードでの購入と記載されています。
- 社内ルールの整備: 入力してよい情報の範囲や、出力の扱いを決める作業は残ります。これは OpenAI が費用として提示しているものではなく、一般的な導入時の検討項目です。
よくある質問
Q. 法人向けプランはいくらからですか。
A. 公式に金額が公開されているのは Business の標準シートで、年額課金 ¥3,050/月、月額課金 ¥3,850/月です。Enterprise はカスタム価格設定で金額が公開されていません(2026年9月時点)。
Q. 何人から契約できますか。
A. 公式には、Business と Enterprise は2ユーザーからと記載されています(2026年9月時点)。
Q. 標準シートとプレミアムシートの違いは何ですか。
A. 公式には、プレミアムシートは標準シートの5倍の利用枠(6時間ごとの利用上限なし)と記載されています。金額は年額課金で ¥3,050/月と ¥15,250/月です(2026年9月時点)。
Q. 法人向けの無料トライアルはありますか。
A. 公式料金ページで記載を確認できませんでした。個人向けの無料版は ¥0/月で用意されています(2026年9月時点)。
Q. 請求書払いはできますか。
A. 公式には、Enterprise について請求書払いなど別の支払い方法を希望する場合は営業に問い合わせるよう記載されています。Go / Plus / Pro / Business は主要なクレジットカードで購入できると記載されています(2026年9月時点)。
Q. 非営利団体向けの割引はありますか。
A. 公式には、OpenAI for Nonprofits を通じて非営利団体が ChatGPT Business または ChatGPT Enterprise を最大75%割引で利用できると記載されています。導入を希望する場合は営業チームへの問い合わせが案内されています(2026年9月時点)。
まとめ
2026年9月時点の公式情報にもとづく法人向けプランの要点は次のとおりです。
- Business 標準シート: ¥3,050/月(年額課金)/¥3,850/月(月額課金)
- Business プレミアムシート: ¥15,250/月(年額課金)/¥19,250/月(月額課金)。標準シートの5倍の利用枠
- Enterprise: カスタム価格設定。金額は非公開で、問い合わせが前提
- 最小人数: Business / Enterprise ともに2ユーザーから
見積もりを作るときは、まず「年額課金か月額課金か」と「誰にどのシートを割り当てるか」を決めてください。この2つが決まらないと、同じ人数でも総額が大きく変わります。
金額はいずれも2026年9月時点にChatGPT 公式料金ページで確認した内容です。申し込み前に公式ページで最新の条件をご確認ください。

